ドクタープレジデント(学びその2)~夢や想いを実現するリアルストーリー~想いを実現させるために最も重要な要素は「まずは一歩を踏み出してチャレンジし続けること」~

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ドクタープレジデント「田畑 陽一郎 著」

~開業医の戦略的事業拡大ストーリー~

透析クリニックの経営で、1代で11の医療・介護施設を開業し事業を拡大している、という帯の宣伝に目がいき、透析クリニックの経営について、何かヒントが得たいと思って手に取りました。

『ドクタープレジデント(田畑 陽一郎 [著])』

いい意味で予想を裏切られましたが、逆に予想を裏切られたことで学びが2つありましたので紹介させて頂きます。

今日は、2つ目について紹介します。

夢や想いから生まれるイノベーションを実現させる実例

著者の想いと実現させるための要素

最初に著者の想いを実現させるための要素をまとめます。この本から読み取った要素は下記7つです。

気になったキーワードを黄色の付箋紙に書き出し、グルーピングして出てきた要素です。(下記写真参照)

  • 想いの強さ
  • ターゲットと基本戦略
  • 理念
  • マインドと行動
  • ビジョン・具体的な戦略
  • 運営
  • 人財育成

一つ一つ要素を紹介します。

想いの強さ

「透析患者は1回数時間、週に数回の透析を受けていれば比較的普通の生活ができるが、その時間の制約により社会的差別を受けることがある。開業して自らの手で、一人でも多くの透析患者さんを治療したい

これが著者の想いです。

これが自分が世の中に生まれた理由、使命と言い切ることができるほどの強い想いです。

溢れ出る想いからスタートして何かを実現する。これは下記のあふれるビジョンから始まるイノベーションと同じだと思います。、

この本もその視点で見てみると、確かに経営書というよりはイノベーションの本です。

ここでまとめた7つの要素は、イノベーションを実現するためのヒントになりますね。

ターゲットと基本戦略

ターゲットをしっかり見極め、そのターゲットを得るための基本戦略を決める。

このケースでは、ターゲットはかなり広く、透析患者です。慢性透析患者は日本に32万人、日本中どこにでもいる。患者さんにいかに来てもらうか?がポイント。

これまでの考えは、「患者さんがはるばる病院へ出向く」というもの。

でも透析患者は1回数時間、週に2-3回も治療を受ける必要がある。

そうならば、これまでの考えとは逆に病院に来てもらうのではなく、「病院が患者さんのそばに出向く」ということにすればよいのではないか?

つまり、「患者さんはいるが、病院がない場所に開業すれば、必ず患者さんは集まる。立地が命運を握る!」というのが基本戦略になります。

このため、何と4年間も立地場所を求めて探し回ります。このこだわりも成功の秘訣だと思います

理念

医療はサービス、おもてなし、命を守るために手を尽くす、という大きな理念(注:この理念は私なりの理解のもので、著者は著者の言葉で基本理念と行動指針を示しています)を、具体的に実践します。

透析患者の無料送迎は、まさにこの理念から生まれたものです。

マインドと行動

最近、このマインドと行動が、想いを実現させるために最も重要な要素だと思うようになりました。

  • 失敗しても死ぬわけではない
  • 借金返せなくても、離婚して自己破産すれば家族も自分も何とかなる
  • キープよりもチャレンジ

というようなマインドで、とにかく動いてみる、一つ歯車を動かしてみる、というのが著者のスタイルです。

実は、少し前までは、想いを実現させるために最も重要な要素は、最初にあげた「想いの強さ」だと思っていました。

でもイノベーターと呼ばれる人と話をすると、「動きながら、最初のふわっとした想いが具体的に変わっていった」と話しをされる方が結構いらっしゃいまいます。

そして全ての人が「まずは動いてみる」ということで行動を起こしています。

確かに強い「想い」もあります。でもこの話から、それよりも「まずは動いてみる」「1歩を踏み出す」ということが大事なんだと感じるようになりました。

そうですよね、想いだけ強くても一歩を踏み出せなかったら何も起こらないですよね?

ビジョン・具体的な戦略

運営

人財育成

この3つは、実際に動き始めて、永続的に成長し続けるための経営のヒントが書かれています。私にとっては既にどこかで目にしたようなことばからいだったので、ここでは割愛させていただきます。


まとめ

これまでも考えていたことですが、

想いを実現させるために最も重要な要素は、

「まずは一歩を踏み出してチャレンジし続けること」

だと強く思いました。

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1969年生まれの49歳、会社員。自称「お困りごと解決士」。会社では多くの人がいろんな事に困っています。プロジェクトが進まない、トラブル対応で早急に対策をとらないといけない、業務効率をあげたい、新しいシステムを入れたい、売上をあげたい、コストダウンしたい、など。そんな時、必ず頼りになるのが私です(笑) 元々は核燃料のエンジニア。30歳を過ぎてから社内で様々なプロジェクトをリード、コーチングするプロジェクト屋になる。多くの人を巻き込みながらプロジェクトをリードすることが得意です。オペレーショナル・エクセレンス(Operational Excellence、略してOpEx)、プロジェクト・マネジメント(Project Management)、チェンジマネジメント(Change Management)のエキスパート。どうすれば皆さんのお困りごとを解決できるのか?日々学んでいることをまとめています!