【ヘルスケアビジネスモデル17】老人ホーム(その1)10種類の施設と特徴~要介護度と費用の2軸でポジショニングをマッピング~

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ヘルスケアビジネスモデルを紐解くワークショップ

ビジネスモデルイノベーション協会(BMIA: http://www.bmia.or.jp/ )主催の

[ヘルスケア業界のビジネスモデルを紐解くワークショップ] https://hbmia010.peatix.com/view

に参加しました。

複数の医療・介護ビジネスのビジネスモデルを一気に描くことで、ヘルスケア業界の特徴や課題、今後のビジネスチャンスを議論し、学びや気づきを得ようというものでした。

下記のビジネスモデルキャンバスを描きました。

それぞれ、2つのビジネスモデルを対比させることで違いを議論し、それぞれのビジネスの特徴を理解しようという意図になっています。

当日は各チーム、1ペアのビジネスモデルを描きました。

せっかくなので、自分が描いていないものも含めて、数回に分けて全てのビジネスモデルを自分なりに描きました。

介護についてはあまり知識がなく、頭の中は????だらけでしたが、面白かったですよ。


老人ホームの種類一覧

特に下記については、そもそも何?という感じでした。

  • サ高住 vs 介護付き有料老人ホーム
  • 特別養護老人ホーム vs 老人保健福祉施設

4つとも老人ホームなので、まず最初に老人ホームの種類と、特徴をまとめます。

何と10種類もあるんですね。ますます難解です。


老人ホームの種類と特徴

10種類もあると訳が分からないので、1枚の表に整理してみました。

大分、それぞれの特徴が分かりましたが、もう少し視覚的に整理したいと思い、要介護度と費用の2軸で整理しました。公的施設と民間施設で分けました。

公的施設

公的施設を見ると、やはり公的なので費用は低く設定されています。

特徴的なのは、要介護度が低いポジションです。

養護老人ホームはありますが、介護施設でないため介護サービスはありません

そのため、このポジション(自立×費用低)ゾーンでの介護サービスが空白地帯となっています。

また価格が低いのは魅力ですが、もっとお金を払うからサービスを増やして欲しい、という高価格×高付加サービスゾーンも空白地帯となっています。この2つの空白地帯が民間運営施設の狙い目になります。

逆にありがたいのは、特別養護老人ホームです。重度の要介護者を低価格でケアしてくれる施設で、民間運営施設にはこのゾーンはありません

重度の要介護者のケアにはコストがかかるはずなので、採算の面から厳しいと推測します。

やはり公的施設のありがたいところです。

民間施設

公的施設にはない

  • 自立×費用低ゾーンでの介護サービス
  • 高価格×高付加サービス

2つの空白ゾーンを対象とした施設が多くあります

  • 自立×費用低の「サービス付き高齢者向け住宅」
  • 高価格×高付加サービスの「介護付有料老人ホーム」

それぞれの空白ゾーンの代表施設になっていることが分かります。

なるほど、だから、この2つを対比してビジネスモデルキャンバスを描いたんだな、と感心しました。

実際のビジネスモデルキャンバスは次回の記事でご紹介します。

これだけ整理して、ようやく老人ホームの種類が分かってきました。


参考資料

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ABOUTこの記事をかいた人

1969年生まれの49歳、会社員。自称「お困りごと解決士」。会社では多くの人がいろんな事に困っています。プロジェクトが進まない、トラブル対応で早急に対策をとらないといけない、業務効率をあげたい、新しいシステムを入れたい、売上をあげたい、コストダウンしたい、など。そんな時、必ず頼りになるのが私です(笑) 元々は核燃料のエンジニア。30歳を過ぎてから社内で様々なプロジェクトをリード、コーチングするプロジェクト屋になる。多くの人を巻き込みながらプロジェクトをリードすることが得意です。オペレーショナル・エクセレンス(Operational Excellence、略してOpEx)、プロジェクト・マネジメント(Project Management)、チェンジマネジメント(Change Management)のエキスパート。どうすれば皆さんのお困りごとを解決できるのか?日々学んでいることをまとめています!