大人2人で15分で設置「小川で水力発電」画期的な軽水力発電が新興国を救う

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大人2人で15分で設置「小川で水力発電」画期的な軽水力発電

NHKで紹介されていました。

人が飛び越えられるような小川でも、その水流の力で電気を起こすことができる画期的な水力発電機です。

その名は「Cappa」(カッパ)。Cappaは幅約83cm、奥行き約77cm、高さ約66cmと小型で、水深50cm以上、水路幅が1.1~4.5m、流速が毎秒1.5~2mあれば発電可能というから、畑の用水路でも電気がつくれる。

Cappaの発電能力はモデル水路で160Wだ。LED電球は15W以下、スマホは6W、テレビは60W、ノートパソコンは50~120W、扇風機は60Wなので、身の回りの小さな需要には応えることができる。数台を連結すれば、さらに大きな電力を生み出せる。

開発したのは、茨城県日立市に本社を置く茨城製作所の4代目社長である菊池伯夫(41歳)さん。

「水力イコール落差という固定観念がありますが、流れがエネルギーであることは物理学の方程式でわかっていました。Cappaは小さなエネルギーを最大限に引き出す軽水力発電機です。エネルギーが小さいぶん、環境負荷も低い。工事不要で、大人が2人いればたった15分で設置できます。自然のエネルギーを借りて、イノベーションを起こしたいと思っています」

軽水力発電機Cappa+++(カッパ)

Cappaには水温や濁り、振動などの各種センサーも附属しており、通信機能もあるので、携帯電話などのネットワークを使ってデータを送信することもできます。

水質環境のモニタリングや、濁り・流速の変化から災害予防に活用することも可能です。


新興国を救う~ネパールでの実証実験~

Cappaは深刻な電力不足に陥っているネパールに導入され、実証実験が進められています。

電力の不安定な地域にある寺院や小学校前の小川、用水路に設置され、寺院のライトアップやスマホ・携帯電話の充電ステーションなどに活用されています。

引用元: <https://diamond.jp/articles/-/172929>


なぜイノベーティブだと思うのか?

「自然エネルギー」×「比較的安定」×「お手軽」

の組み合わせがイノベーティブです。

お手軽に自然エネルギーを利用するソリューションとして、家庭用太陽光発電パネルがありますが、夜使えないのが弱点です。

「Cappa」では、水流を利用するので、夜でも発電可能です。

ただ水流がないと使えないので、都市には不向きですね。

その点、自然が多く、かつ電力が不足していてインフラ整備がなかなか進まない新興国に目をつけた点が素晴らしいです。


人々の暮らしをどう変えるのか?

電気は生活の基盤です。今や世界中のどこでも、誰でも持っている携帯電話やスマートフォンも電気がないと使えません。災害時にバッテリーステーションに人が押し寄せるのも有名な光景です。

電力の不安定な地域にある寺院や小学校前の小川、用水路に設置され、寺院のライトアップやスマホ・携帯電話の充電ステーションなどに活用されているというのは、大変ありがたいことですね。


応用できる発想は?

「自然エネルギー」を小規模でお手軽に利用するシステム、というのが応用したい発想です。真っ先に頭に思い浮かぶのは、やはり太陽光発電です。携帯型のパネルなど、様々な商品がありますね。

それ以外に何かあるかな?と少し考えてみました。

雪、雨、小型風力、など。でも、いずれも調べてみるとありました。

  • 雪が電気に?!雪にみるイノベーション~「困らせる雪」から「喜ばせる雪」へ~

<http://gipj.net/news/n140305/>

  • 雨天でも発電できる太陽光発電、雨滴の動きからエネルギーを生成

<https://pps-net.org/column/54314>

  • あなたは知ってる? 小型風力発電の3つの注意点

<https://solarjournal.jp/windpower/8743/>

雪や雨は必ずしも小型ではありませんが、各家庭で設置できるようなレベルで費用対効果が成立すれば可能性があります

逆にいうと、自然エネルギーを小規模でお手軽に利用するシステム、の最大の課題は「費用対効果」ではないかと思いました。


参考資料

  • 茨城企業の「小川で水力発電」できる発電機が新興国を救う

<https://diamond.jp/articles/-/172929>

  • 小型水力発電機 [Cappa+++] | 受賞対象一覧 | Good Design Award

http://www.g-mark.org/award/describe/40229

  • 雪が電気に?!雪にみるイノベーション~「困らせる雪」から「喜ばせる雪」へ~

<http://gipj.net/news/n140305/>

  • 雨天でも発電できる太陽光発電、雨滴の動きからエネルギーを生成

<https://pps-net.org/column/54314>

  • あなたは知ってる? 小型風力発電の3つの注意点

<https://solarjournal.jp/windpower/8743/>

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1969年生まれの49歳、会社員。自称「お困りごと解決士」。会社では多くの人がいろんな事に困っています。プロジェクトが進まない、トラブル対応で早急に対策をとらないといけない、業務効率をあげたい、新しいシステムを入れたい、売上をあげたい、コストダウンしたい、など。そんな時、必ず頼りになるのが私です(笑) 元々は核燃料のエンジニア。30歳を過ぎてから社内で様々なプロジェクトをリード、コーチングするプロジェクト屋になる。多くの人を巻き込みながらプロジェクトをリードすることが得意です。オペレーショナル・エクセレンス(Operational Excellence、略してOpEx)、プロジェクト・マネジメント(Project Management)、チェンジマネジメント(Change Management)のエキスパート。どうすれば皆さんのお困りごとを解決できるのか?日々学んでいることをまとめています!