オペレーショナル・エクセレンスの全体像~結果を出し、新しい価値を創造する総合フレームワーク~

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オペレーショナル・エクセレンス モデル

今日は私の考える、オペレーショナル・エクセレンスの全体像(下図)を紹介させて頂きます。


仕事って何のためにやっているのか?

まず一番大事なのは、そもそも仕事って何のためにやっているのか?です

私は、新たな価値を創るような結果を出すことだと考えています。

それを一番右、達成目標として記載しました。実はこの部分は最近になって追加したものです。

何故でしょうか?

これまで多くのプロジェクトを見てきましたが、この図の上側に位置する、フレームワークだけでは物事を最後まで成し遂げることができないからです。

確かにLeanSixSigma、デザイン思考など、大変優れたフレームワークです。

私からすると、これらを身につければ、どんどん結果を出せるんじゃないの?と思うことが多いですが、プロジェクトのコーチングをしていると、そう簡単ではないことに気付きます。

うまく結果を出せない人は、最終ゴールのイメージができなかったり、最終ゴールまで持って行くコンピテンシーが不足しているからです。

逆に最終ゴールのイメージができ、最後までやり遂げるコンピテンシーがある人は、フレームワークはあくまでゴールを達成することを助けるツールだと捉え、必要な時にそれを当てはめて活用していきます。

そのため、私もこの図に最後の達成目標を追記しました。


様々なスキルとフレームワーク

最後の達成目標が明確になれば、あとは必要な要素を整理するだけです。


ベースのコンピテンシーとファシリテーションスキル

一番下のベースは、コンピテンシーとファシリテーションスキルです。

私の考えるBasicコンピテンシーは、楽しむ、情熱、責任感、やり遂げる、チャレンジ、献身、です。

最初の5つは「楽匠軸攻」に通じるもので、最後の献身は、

Give, Give, Give, Give, Give Take プロマネの心構え」を参照下さい。

ファシリテーションは、人を巻き込んで仕事を進める上での基本スキルです。


ベースの上に来る「物事を最後まで成し遂げるためのマネジメントスキル」

ベースの上に来るものは、物事を最後まで成し遂げるために必要な2つのマネジメントスキル

プロジェクトマネジメントチェンジマネジメントです。

この2つは車の両輪のようなもので、プロジェクトマネジメントは、よりテクニカルな面にフォーカスしたものチェンジマネジメントは、より人の気持ちにフォーカスしたもので、物事を最後まで成し遂げるための仕事の進め方や人の巻き込み方を体系化したものです。


新しい価値を創造するためのフレームワーク

そして、その上のレベルが、新しい価値を創造するための様々なフレームワークです。

重要なことは、結果を出して新しい価値を創造することがゴールで、フレームワークはあくまでそれを助けるものである、ということです。

また得意、不得意があるので、価値の種類にあわせて、フレームワークを使い分けたり、組み合わせて使うことが必要です。いろんなフレームワークを学び、引き出しをたくさん持っておくことも必要です。

オペレーショナル・エクセレンスOpEx)=Six SigmaLeanと考えている方も多いと思いますが、あくまでSix SigmaLeanは、改善型のフレームワークの一つです。

また同じ改善型でも、Six SigmaDMAIC)は製品、サービス、プロセスの質を向上させることを得意とし、Leanは無駄を省いてスピードを上げることを得意としています。

Six Sigmaには、もう1つDMADVと呼ばれる、新プロセス導入、新製品導入を得意とするフレームワークもあり、イノベーションに関しては、有名なデザイン思考もあります。

オペレーショナル・エクセレンスとイノベーションは別物だと考える人も多いですが、フレームワークや考え方は、この図のように別物です。

ただ私にとっては、オペレーショナル・エクセレンス=結果を出し、新しい価値を創造する総合フレームワーク」であり、イノベーションもオペレーショナル・エクセレンスの中に含まれるものだと考えています。

そのため、このブログでは、この図を全て網羅するような内容をアップしています。

この図をプロジェクト単位で考えると、プロジェクトの結果を出すことにつながり、この図を組織全体で推進すると組織変革につながりますオペレーショナル・エクセレンスと組織変革を結びつけて考えている所以でもあります。


参考記事:オペレーショナル・エクセレンスとブログオーナーについて

私はオペレーショナル・エクセレンスが大好きです。

自分の価値感にすごくフィットするので、オペレーショナル・エクセレンスに関わることで「喜び」や「やりがい」を感じます

何故、そう考えるのかを下記記事にまとめています。

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ABOUTこの記事をかいた人

1969年生まれの49歳、会社員。自称「お困りごと解決士」。会社では多くの人がいろんな事に困っています。プロジェクトが進まない、トラブル対応で早急に対策をとらないといけない、業務効率をあげたい、新しいシステムを入れたい、売上をあげたい、コストダウンしたい、など。そんな時、必ず頼りになるのが私です(笑) 元々は核燃料のエンジニア。30歳を過ぎてから社内で様々なプロジェクトをリード、コーチングするプロジェクト屋になる。多くの人を巻き込みながらプロジェクトをリードすることが得意です。オペレーショナル・エクセレンス(Operational Excellence、略してOpEx)、プロジェクト・マネジメント(Project Management)、チェンジマネジメント(Change Management)のエキスパート。どうすれば皆さんのお困りごとを解決できるのか?日々学んでいることをまとめています!