「すげーな○○!」プロジェクトの空中分解を防ぎ、メンバーをまとめる魔法の合言葉

Pocket

プロジェクトの空中分解を防ぐ、メンバーをまとめるのに効く合言葉

「プロジェクトの空中分解を防ぐ、メンバーをまとめるのに効く合言葉」

という記事を目にしました。

図にある3つの合言葉は、いずれも追加要求を最小限に抑えることを意識している。

例えば仕様変更上限20人月は、文字通りプロジェクト期間中に仕様変更の余地が限られることを定量化して表現したもの。

フィット・アンド・フィットは、「ギャップ」を考えず、むしろフィットさせようとする姿勢を求めた造語だ。

これら3つの合言葉を、ミーティングのたびに繰り返した。繰り返すことによって、どのステークホルダーも方針に沿って協力するように浸透を図ったのです。

その結果、このプロジェクトは期限通りに完了することができました。


合言葉がチーム力を高めた事例2つ

私自身も合言葉を活用することがあり、合言葉の持つ力と効果について実感しています。

その事例を2つご紹介します。

「為せば成る9月末!!

1つ目は、

「為せば成る9月末!!

です。このプロジェクトは、全社的なプロジェクトで、過去2回、大幅にスケジュールを後ろ倒しした経緯がありました。

そしていよいよ背水の陣で、9月末を最終期限として再始動したものでした。

すでに2回も大幅スケジュール後ろ倒しがあったので、多くの人が、どうせ無理なんじゃないの?と懐疑的でした。

このプロジェクトの場合は、リソースの見積りが甘いというのが分かってきたので、徹底的にリソースを評価し、9月末に完了するためのリソース配分を行いました。

ここだけで1つのストーリーになるので、この点については下記記事にまとめました。

そこでこの合言葉の登場となります。

毎朝、プロジェクトメンバーを集めて朝礼を行い、状況確認と懸念事項に対するアクション、本日やるべきことを確認しました。

この合言葉は毎日の朝礼でも言い続け、またメールの署名としてプロジェクト関連のメール配信時に毎回つけて配信しました。

 

プロジェクトの前半戦、少し余裕をもったスケジュールとしていたことも幸いし、滑り出しはオンスケジュールです。

そうすると皆さん、できるんじゃないの、もしかしたら9月末まで完了できるかも、という気持ちが少しづつ膨れ上がってきます

最後の2週間は少しスケジュールからビハインドでしたが、この時点では9月末までやりきるんだ、という気持ちでメンバーの士気が高まっており最後は怒涛のラストスパートで9月末完了にこぎつけました

「すげーなUM1

もう1つの合言葉は、

「すげーなUM1

です。

これは「マネージャーとして部門の目標を達成するプロジェクトの事例 ~成功の5つのポイント~」のプロジェクトで活用した合言葉です。

UM1というのは、自分達の課の略称です。

この課は製造部の中の1つの課で一番大きな課で、かつ会社のコアといってもよい製造工程を担っていました。

ところが他の課に比べて肉体労働が多く、単純作業も多いことから、スキル的には高度なスキルが必要とされない職場でした。

また安全上のリスクも高く、安全上の規制が強いため、自分達で思うような改善ができず、一生懸命頑張っても、なかなかその頑張りが結果として見えないような状況でした。

他の課は肉体労働も少なく、規制対応も少ない。同じように頑張っても、他の課に比べて頑張りが目に見えません

むしろ、何だあの課は全然ダメじゃないか、と言われる始末です。

この状況を何とか変えたい、と強く思いました。

とにかく自分達の製造ラインは会社の中心で、頑張りが周囲にわかる様にしたい、ということから考えた合言葉でした。

こちらもことあるたびに口に出し、またメールの署名にも活用しました。

例えば、来客が来たら、一番元気で大きな声で挨拶するぞ。すげーなUM1

製造部の全体会議があったら、一番最初にびしっと整列して、すげーなUM1というような感じです。

たったこれだけでも、一番人数の多い課でこれまでそんな感じでなかった課の人達がやると、UM1って何かすげーぞ、っという感じになりますよね。

そのように課員全体の士気を少しづつ高めながら過去最高の生産量にチャレンジしていきました。

ということで、何かプロジェクトをやる時や、チームで何かを達成する時には、このような合言葉が非常に有効だと考えています。

皆さんも是非、魂のこもった合言葉を考えてみてください

Pocket

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

ABOUTこの記事をかいた人

1969年生まれの49歳、会社員。自称「お困りごと解決士」。会社では多くの人がいろんな事に困っています。プロジェクトが進まない、トラブル対応で早急に対策をとらないといけない、業務効率をあげたい、新しいシステムを入れたい、売上をあげたい、コストダウンしたい、など。そんな時、必ず頼りになるのが私です(笑) 元々は核燃料のエンジニア。30歳を過ぎてから社内で様々なプロジェクトをリード、コーチングするプロジェクト屋になる。多くの人を巻き込みながらプロジェクトをリードすることが得意です。オペレーショナル・エクセレンス(Operational Excellence、略してOpEx)、プロジェクト・マネジメント(Project Management)、チェンジマネジメント(Change Management)のエキスパート。どうすれば皆さんのお困りごとを解決できるのか?日々学んでいることをまとめています!