プロジェクトのゴールまでの道のりをストーリーとして描くことで、最終ゴールまで完遂する実行力、完遂力をアップさせる

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プロジェクトを最後まで完遂し結果を出すために大事な要素は

  • 最終ゴールとそこまでの道のりを具体的にイメージすること
  • そのイメージに沿って、物事を進めていく実行力、完遂力

だと考えています。
これについてはこちらも参照下さい。
「おもてしで成功するOperational Excellence(その2)OpExの全体像:結果を出し、新しい価値を創造する総合フレームワーク」

今日は
「最終ゴールとそこまでの道のりを具体的にイメージすること」
に大変効果がある「ストーリーボード」を紹介します。

これは、私自身がプロジェクトを進める時にも使っていますし、他の人がリードするプロジェクトの進め方をアドバイス(コーチング)する時にも活用しています。

皆さんのプロジェクトをコーチングしていると、WBSやガントチャートでタスクやスケジュールはイメージできるんだけど、何か全体がつながらない、といったことがよくあります。そんな時にこのストーリーボードは大変有効です。

この例は、ある大口顧客グループでの弊社製品のシェアアップを目指すプロジェクトです。
どうも現在のアプローチプロセスが今1つと感じているとのことで、そこからプロジェクトリーダーの人と話をしながら次のようなストーリーボードを作りました。

 

  1. 現状プロセスの確認、あるべきプロセスのイメージ作成
  2. 環境分析
  3. シェア推移
  4. 1, 2,3より対象顧客の特徴、攻略のヒントKey Success Factorを得る
  5. 実際の攻略戦略のデザイン(ハイレベルから詳細へ落とし込む)何枚でもよい
  6. コントロール計画の作成、KPIの設定など
  7. 効果確認
  8. 標準化、他顧客への応用など

というような流れです。これをA4 or A3 1枚に話をしながら書いていきます。絵自体はたいしたことはありません。またそれぞれのステップの詳細も不要です。

  • 最終ゴールと途中のステップがハイレベルでイメージできること
  • 一連のステップがストーリーとして1つの流れとしてイメージできること

が重要です。

このストーリーボードは、WBSやガントチャートに比べて、ストーリーとして1つの流れをイメージしやすくなります。これによりプロジェクト完遂までの流れがストーリーとしてイメージできるので、結果として、そのイメージに沿って、物事を進めていく実行力、完遂力も上がります。

また途中のステップも、最終ゴールをイメージした、言い換えると、ストーリーを仮説として、仮説検証型のアプローチとなります。

勿論、あくまで1つのストーリーなので、途中で方針が変わったりすることは当然あります。その場合でも、一旦ストーリーを立てているので、何故変わったのか、どの部分に仮説と違う点があったのか?など、ストーリーなしでやった場合と比べて格段に多くの学びを得ることができます。

このストーリーを描く力は、プロジェクトを最後まで完遂するためには必要不可欠なスキルで、私自身、何か仕事で行き詰っている時には、紙にストーリーを書き出すようにしています。とても効果があるので、是非皆さんも活用してみて下さい。

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ABOUTこの記事をかいた人

1969年生まれの49歳、会社員。自称「お困りごと解決士」。会社では多くの人がいろんな事に困っています。プロジェクトが進まない、トラブル対応で早急に対策をとらないといけない、業務効率をあげたい、新しいシステムを入れたい、売上をあげたい、コストダウンしたい、など。そんな時、必ず頼りになるのが私です(笑) 元々は核燃料のエンジニア。30歳を過ぎてから社内で様々なプロジェクトをリード、コーチングするプロジェクト屋になる。多くの人を巻き込みながらプロジェクトをリードすることが得意です。オペレーショナル・エクセレンス(Operational Excellence、略してOpEx)、プロジェクト・マネジメント(Project Management)、チェンジマネジメント(Change Management)のエキスパート。どうすれば皆さんのお困りごとを解決できるのか?日々学んでいることをまとめています!