ドクタープレジデント(学びその1)ハウツー本とは違う「物語」のレゾナンスリーディングのやり方~キーワードをとにかく書き出し一つのストーリーをイメージする~

Pocket

image_pdfimage_print

ドクタープレジデント「田畑 陽一郎 著」

今回レゾナンスリーディングしたのは

『ドクタープレジデント(田畑 陽一郎 [著])』

です。

透析クリニックの経営で、1代で11の医療・介護施設を開業し事業を拡大している、という帯の宣伝に目がいき、透析クリニックの経営について、何かヒントが得たいと思って手に取りました。


通常と違う違和感

に紹介しているステップで、レゾナナンスマップを書き、気になる箇所に印をつけ、キーワードを拾いだし、と順に読んでいきますが、何かしっくりきません違和感だらけ????です。頭の中でつながらないのです。

アウトプット(下図)も、ご覧のように、いつもと違って書き出したキーワードも少なく、スカスカです。これが頭の中の違和感を表しています。

ハウツー本だとこのキーワードを拾いだすだすだけで具体的な気づきや学びが見えてくるのですが、今回はちょっと違いました。

違和感の原因は「ハウツー本」とは違う「物語」

何故、違和感だらけだったのでしょうか?下記が要因だと思いました。

  • 当初の予想と違って透析クリニック経営のポイント、ハウツーが書かれていない
  • ハウツー本ではなく「作者の物語」で、一つ一つのキーワードが独立してつながらない

ハウツー本の場合は、気になるキーワードがあれば、多くの場合その周辺を読むと一つの固まりとしてポイントが理解できます。キーワードの周辺で一つのブロックがあるイメージです。

ところが、ハウツー本ではなく物語だと、あるキーワードの周辺だけを読んでも、何か固まりとしてまとまらず??という感じになります。ましてや予想と違うので??×??という状態になってしまいます。

そこで自分なりに工夫して、ハウツー本とは違う、「物語」のレゾナンスリーディングを試してみました今度は違和感なく、すっきり理解できたので、その方法を紹介します。


「物語」のレゾナンスリーディングのやり方

工夫1:キーワードを出してしまう

小説などの物語では、キーワードを拾っても結構ばらばらで脈略のない言葉が並びます。実際、下記のレゾナンスリーディングでもそうでした。

  • 「テヘランからきた男 西田厚聰と東芝崩壊:児玉博」

だったら、「そもそもキーワードはばらばら」それを前提に考えたらいいのでは?と発想を変えてみました

ある場面で気になったキーワード、次の場面で気になったキーワード、それぞれのキーワードはばらばらかもしれないけど、全体を俯瞰してみたら何か気づきや共通性があるのではないか?

そこで、下記の思考プロセスが頭に思い浮かびました。

  • 言葉にできるは武器になる(その2)~思考を深める7つのプロセスやってみました プロセス5まで~
  1. 頭にあることを書き出す<アウトプット>
  2. T字型連想法で考えを深める<連想と進化>
  3. 同じ仲間を分類する<グルーピング>
  4. 足りない箇所を探し、埋める<視点の拡張>

をやればよさそう!早速やってみたのが下記写真です。

とにかく気になったキーワードを黄色の付箋紙に書き出しました。その次にグルーピングしてみました。

工夫2:グルーピングして全体をストーリーとして理解する

グルーピングして、それぞのグループに名前をつけたのものが緑の付箋紙です。

グルーピングしながら、この本は「著者の想いを実現するためのストーリー」だということに気づきました。

著者の想いとは下記です。

「透析患者は1回数時間、週に数回の透析を受けていれば比較的普通の生活ができるが、その時間の制約により社会的差別を受けることがある。そんな透析患者を開業して治療したい」

この本は、その想いを実現するための道のりがまとまったストーリーです。

それが分かると、グルーピングした内容から全体のつながりが見えてきました。

それが写真の左端、中段にある、この本のまとめです。

これができると全体が分かり、それぞれのキーワードがつながり、強烈に意味を持ち始めました

それぞれのキーワードはばらばらでも、全体を一つのストーリーとして理解することで、一つ一つの言葉が意味をもってつながるということだと思います。

の著者、渡邊さんは、小説もコツがあるんですよ、と言っていましたが、自分なりのコツはこれだと思いました。

今回の本は純粋な小説ではありませんが、同じようにキーワードを書き出し、グルーピングすることで、どんなところが自分の感性に触れたのか?自分の価値観や感性なども分かると思います。

面白そうなので、次、小説を読む時にチャレンジしようと思います。


夢や想いから生まれるイノベーションとそれを実現させる実例

この本からはもう一つの気づきがありました。

「夢や想いから生まれるイノベーションとそれを実現させる実例」です。下記にまとめましたので、ご参照下さい。

  • ドクタープレジデント(学びその2)~夢や想いを実現するリアルストーリー~想いを実現させるために最も重要な要素は「まずは一歩を踏み出してチャレンジし続けること」~

レゾナンスリーディングに関する記事

下記にこれまで自分自身でレゾナンスリーディングを試してみて気づいたことなどをまとめています。こちらもご参照下さい。

  • Read For Actionその4】本当にたった20分で本が読めるのか?レゾナンスリーディング、試してみました(その1)
  • 「他とは絶対的に異なるオンリーワンの領域を創り出せ!カテゴリーキング:本当にたった20分で本が読めるのか?レゾナンスリーディング、試してみました(その2)」
  • 今後のヘルスケアビジネスの狙いどころと成長戦略は?顧客価値をしっかり特定した上で総合百貨店ではなく、オンリーワンの専門店を目指すことが重要~レゾナンスリーディング、試してみました(その3)~
  • 【Read For Actionその6】本当にたった20分で本が読めるのか?レゾナンスリーディング、2週間で12冊試した結果
  • ドクタープレジデント(学びその1)~夢や想いを実現するリアルストーリー~レゾナンスリーディングでキーワードをとにかく書き出し一つのストーリーをイメージする~
Pocket

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

ABOUTこの記事をかいた人

1969年生まれの50歳、会社員。自称「お困りごと解決士」。会社では多くの人がいろんな事に困っています。プロジェクトが進まない、トラブル対応で早急に対策をとらないといけない、業務効率をあげたい、新しいシステムを入れたい、売上をあげたい、コストダウンしたい、など。そんな時、必ず頼りになるのが私です(笑) 元々は核燃料のエンジニア。30歳を過ぎてから社内で様々なプロジェクトをリード、コーチングするプロジェクト屋になる。多くの人を巻き込みながらプロジェクトをリードすることが得意です。オペレーショナル・エクセレンス(Operational Excellence、略してOpEx)、プロジェクト・マネジメント(Project Management)、チェンジマネジメント(Change Management)のエキスパート。どうすれば皆さんのお困りごとを解決できるのか?日々学んでいることをまとめています!