【結果が出るチャーター2】プロジェクトの最初でのメンバーのやる気スイッチを入れよう!プロジェクトチャーター(プロジェクト憲章)

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プロジェクトチャーターは一人で作るのか?

「プロジェクトチャーターは一人で作るのですか?それともメンバーと一緒に作った方がいいのでしょうか?」よく聞かれる質問です。皆さん、どう思いますか?

私の答えはこうです。

  • プロジェクトの依頼者(オーナーや上司)からの情報をもとに、自分でドラフトを作成し、まずはその依頼者と確認する。
  • 次にプロジェクトメンバーにその内容を共有して、必要に応じて修正する。

詳しくは下記を参照ください。


スモール・リーダーシップ:目的→目標→課題→手順の共有

何故、それがよいのでしょうか?スモール・リーダーシップという本に分かり易く書いてありました。

ものごとの共有を四段階で考えます。

  • 目的の共有
  • 目標の共有
  • 課題の共有
  • 手順の共有

目的とは「究極のやりたいこと」

目標とは「目的のために具体的に達成すべきこと」

です。

脳梗塞を治る病気にするために血栓除去の新型デバイスを2016年12月までに上市する、といったプロジェクトの場合、「脳梗塞を治る病気にする」が目的「血栓除去の新型デバイスを2016年12月までに上市する」が目標になります。

課題は、薬事承認の取得であったり、販売チャネルや物流の課題であったり、様々な課題が考えられます。

手順は、課題を解決して目的を達成するために行う具体的な方策になります。

目的⇒目標⇒課題⇒手順の中で、目的と目標は、会社やそのプロジェクトのオーナーの考えに沿っている必要があります。

課題、手順はより具体化したもので、実際にプロジェクトメンバーが考え、実行するものになります。

目的、目標、課題、手順全てをメンバー全員で考える場合、目的や目標の背景にある会社やマネジメントの意図が汲めず、メンバーで議論していうちに、プロジェクトの目標がチャレンジすべき目標からできる目標にすり替わってしまいます

逆に4つ全てをメンバー含めず考えた場合は、やる事は明確ですが、メンバーは何をするべきか考える余地がなくなり指示通りにやればよい、という感じになります

これではメンバーのモチベーションは上がらず、自主的に考えなくなり、横の調整や状況に応じた対応ができなくなってしまいます


プロジェクトチャーターでメンバーのやる気スイッチを入れよう

プロジェクトチャーターは、特に目的、目標、ハイレベルの課題を設定することが重要なので、まずはプロジェクトの依頼者と確認し、会社やマネジメントの方針に沿ったチャレンジングな目的、目標を設定します。

それをチームで共有し必要に応じて修正します。

その際、目的、目標の背景やマネジメントの意図はしっかり共有しますが、基本的には内容は変えず、その下のレベルの課題や手順をチームメンバーでじっくり議論します。WBSを一緒に作成するのも大変効果的です。

そうすることで、会社やマネジメントの方針に沿った目的、目標に対して、プロジェクトメンバーが主体的に考えた課題、手順が作成できます。

その結果、メンバーのやる気スイッチが入り、一人一人がこのプロジェクトに対する責任を持つ意識が芽生えます。


日常業務にすぐに活用できる実践的プロジェクトマネジメントのコツ!

今日からすぐにでも日常業務に活用できる実践できるプロジェクトマネジメントのコツ・秘訣をまとめています。是非ご覧ください。

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ABOUTこの記事をかいた人

1969年生まれの50歳、会社員。自称「お困りごと解決士」。会社では多くの人がいろんな事に困っています。プロジェクトが進まない、トラブル対応で早急に対策をとらないといけない、業務効率をあげたい、新しいシステムを入れたい、売上をあげたい、コストダウンしたい、など。そんな時、必ず頼りになるのが私です(笑) 元々は核燃料のエンジニア。30歳を過ぎてから社内で様々なプロジェクトをリード、コーチングするプロジェクト屋になる。多くの人を巻き込みながらプロジェクトをリードすることが得意です。オペレーショナル・エクセレンス(Operational Excellence、略してOpEx)、プロジェクト・マネジメント(Project Management)、チェンジマネジメント(Change Management)のエキスパート。どうすれば皆さんのお困りごとを解決できるのか?日々学んでいることをまとめています!