即興で話を組み立て、あがらずに聞き手をつかむ手法(その2)「パブリックスピーキング 」頭の中で原稿を作る訓練!

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1分間スピーチの訓練スタート!

  • 即興で話を組み立て、あがらずに聞き手をつかむ手法(その1)「パブリックスピーキング ・トレーニング」に参加しました!驚愕の1分間スピーチ、まさに神業。

ではトレーナーの高津和彦さんの1分間スピーチに驚愕しました。

驚愕の1分間スピーチができるように、すなわちベストスピーカーになるための自分自身のアクションとして、毎日のブログの記事を1分間スピーチする訓練を始めました

やってみると、これが相当難しい!

ブログに書くくらいなので、それなりに話はまとまっています。

ところが、普通に1分間スピーチを始めると、単に事実や想いを伝えるだけで、何とも味気なく面白味のない話になってしまいます。まただらだらと時間が過ぎ、とても1分間では収まりません

1分間スピーチにうまくまとめるためには

  • 話のポイントを簡潔に整理する
  • 起承転結のような話の骨子を作る

ことが必要だと感じました。

しかも、これを事前準備なしに、即興でやる必要があります。

頭の中に原稿を作る訓練!

この訓練のために、「パブリックスピーキング ・トレーニング」のトレーナー高津和彦さんが下記書籍を勧めてくれました。

「スラスラ浮かぶスピーチのネタ (高津 和彦[著])」

  • 話のポイントを簡潔に整理する
  • 起承転結のような話の骨子を作る

ことを即興でやるために、話しの骨子をパターン化してすぐに当てはめられるように訓練する、というのがポイントです。

この本では多くのパターンが紹介されていますが、私自身が日常の仕事の中で使えそうなパターンを選んで紹介します。

結婚式などの特別な場面を想定したパターンは除いています。

それぞれのパターン毎に、私自身の即興ネタも書いてみました。

先に結論パターン

人が話を聞く時、一番わかりやすいのは「結論を先に聞く」ことですよね。

これに従い「結論を先に言う」のがこのパターンです。

2つのパターンがあります。

新聞記事

  • 見出し
  • 概要
  • 詳細
  • 結論

「(見出し)フィリップス、日本のヘルスケアベンチャーを支援。

(概要)フィリップス・ジャパンは2018年度から、ヘルスケア分野のスタートアップ企業を支援するプログラム「Philips HealthWorks Startup Program」を日本で始動させる。同社のグローバルのイノベーション拠点と連携し、事業化の支援や出資を行う。

(詳細)「テクノロジー、コンタクト、お金。いずれの面でも、フィリップスをもっと活用してほしい。それをより多くの人が健やかに生活できる環境づくりにつなげることが、我々にとっての価値創造になる」。具体的な支援内容として、(1)ヘルステック分野の専門家や投資家からのアドバイス(メンタリング)、(2)グローバルイノベーションセンターのリソース提供、(3)Philipsが持つ医療テクノロジー・プラットフォームへのアクセス権付与、(4)グローバルでの実証実験の支援、(5)出資、の5つを挙げた。

(結論)フィリップスのような大きな企業がオープンイノベーションを推進している点が驚異です。最近、毎日のようにヘルスケアイノベーションの記事を目にしますが、1社でのイノベーション、ベンチャーによるイノベーションが主流です。今やICTによりいろんな物や情報がつながる時代となっていて、オープンイノベーションのチャンスが溢れています。フィリップスはいち早くそこに注力し、リーディングカンパニーになろうとしているのではないでしょうか?。」

結分析

  • 結論:これはこうだ
  • 分析:それはこういうことだから

「糖尿病になると認知症になるリスクが高いそうです。その理由は、糖尿病になると血液がドロドロしたり、動脈硬化により血流が悪くなるため、脳内に新鮮な血液がまわらず、やがて神経系が血流不足に陥り神経系に障害が起こり、認知症を発症してしまうからです。」


後に結論パターン

これは、自然に話をスタートさせ、最後に結論をもっていくパターンです。

自然にスタートできるので即興に向いています。

3つのパターンがあります。

事自結:事実→自分→結論

  • 事実:こんなことがあった
  • 自分:自分はこうだ
  • 結論:こうしなければ

「缶コーヒーは悪魔の飲み物だそうです。それは甘い缶コーヒーやスタバのラテは糖質が多く、血糖値を上げるため、体調不良を引き起こすだけでなく、肥満や糖尿病のリスクを高めるからです。私はカフェモカなど甘いコーヒーが好きです。この事実を知った時もスタバのカフェラテを飲んでいました。明日から甘い缶コーヒーやラテはやめるぞ!」

自他結:自分→他人→結論

  • 自分:私は~だ
  • 他人:あの人は~だ
  • 結論:つまり~なんだ

「私は洋食が好きです。子供が好きなカレーライスやハンバーグが好きです。一方、妻と娘は和食が好きです。そのため家族で食事に行くときにはいつも困ります。専門店ではなかなか3人の好みがあいません。その点ファミレスはすごいです。和食から洋食まで全て揃います。ということで我が家の行きつけはロイヤルホストです!」

事疑結:事実→疑問→結論

  • 事実:こんなことがあった
  • 疑問:なぜなんだ?
  • 結論:こうなんだ

「腎臓の手術で重症の高血圧が治るという驚きの治療法があります。何故、腎臓を処置することで高血圧が治るのでしょうか?腎臓の細胞から放出される「レニン」という物質を血管が受け取ると、血圧を上げる働きをします。つまり腎臓は、このレニンの量を調節することで、全身の血圧をコントロールしています。

多くの高血圧患者の体内では、このレニンを腎臓が過剰に出していることが分かっています。腎臓が「血圧を上げよう」というメッセージを多く出しすぎているのです。そこで、過剰なレニンの放出を引き起こしている交感神経からの刺激を手術によって断ってしまおうというのがこの治療法です。」


時系列パターン

過去現在未来:昔を思い、先を予測

  • 過去:昔は~だった
  • 現在:今は~だ
  • 未来:将来は~だろう

パターンとしては非常に分かりやすいですが、過去、現在、未来をつなげて一つのストーリーにする共通点を見つけるのが難しいです。

何も難しく考える必要はありません。

昔:朝寝坊だった→今:早起きになった→将来:夜中に目が覚めるので読書を頑張ろう!

のように、簡単な出来事を思い浮かべればいいです。未来をよい方向に想像すること、がコツだそうです。

「昔は、一度気にいらないことがあったら、徹底的にNOを貫く頑固な子供でした。今は、逆にNoは言わず、妥協してでも人との調和を大事にしています。全く正反対の行動をとっていますが、どちらも自分のやりたいことをやるための行動です。昔は自分一人がやりたいことを主張し、今は、人と協力してやりたいことを優先しているからです。将来は、場合によってはNoということも大事になるので、場面に応じて両方を使いわけられるようになれれば、と願っています。」

ストーリー:時の過ぎ行くままを言う

  • 過去:~した
  • 事実1:~になった
  • 事実2:すると~になった
  • 結論:~なんだ

このパターンは1番原始的なパターン。思いつくままにしゃべるので、一番即興に合っています

結論が曖昧になったり、前半に重きが置かれる傾向があるので、全体のバランスと結論を常に意識することがポイントです。

「週末に家族でスパに行きました。岩盤浴に入って横になりました。するといつの間にか寝てしまいました。気づいたら1時間も寝ていました。先週、週末もセミナーに参加してゆっくりできなかったので、思いのほか身体が疲れていたようです。おかげで今日は元気が溢れています。今日は頭を使う難しい仕事に集中します!」


エピソード→教えパターン

出来事ロジー:感動が大事

  • 事実:こんなことがあった!
  • 分析:つまり~ってことだ!

「先日、男子マラソンで設楽悠太選手が16年ぶりに日本記録を更新しました。30km過ぎに遅れた時にはもうダメだと思いましたが、その後の挽回がすごかった。最後の給水後に、給水ボトルの取っ手を腕に巻いてゴールまで走ったのには驚きました。家族の”頑張れ”という想いが込められた取っ手を身に着けることで最後の力が沸いた、とのこと。一番親身になってくれる人の応援が一番のパワーになるということですね。更に感動が深まるエピソードでした。」

マイブーム:自分に誇りを

  • ハマリ:今~にはまっている
  • 発見:そうなんだ

「今、体感トレーニングにはまっています。最近ズボンのベルトがきつくなりお腹周りの脂肪が気になってきたので、始めました。毎晩お風呂の後に10分くらいやっています。初めて3か月、お腹の方は少しすっきりしてきた感じです。一番驚いたのはよく眠れるようになってきたことです。以前は朝起きたら首や肩が凝っていたのですが、最近はすごい快適です。寝るにも体幹が必要ってことですね。」

失敗談:明るく分析しよう

  • 失敗:こんなことをしてしまった
  • 分析:原因は~だったからだ

「議事録で『部門A側の動きが思わしくない』と部門Aの方が不参加にもかかわらずネガティブな記載をしました。部門Aの人から反論を受けました。原因は直面している課題ではなく、人や組織を批判してしまったことです。次回からは、具体的な課題と、それを解決するためのアクションを記載するように注意します。これが今回の失敗からの学びです。」

成功談:明るく得意になろう

  • 成功:こんなにうまくいった
  • 分析:ちゃんと~したからだ

「社内で新しいポジションの面接を受け、見事合格しました!「思考を深める7つのプロセス」にならって、面接前に、自分自身何をやりたいか?どう貢献したいか?を深く考えていました。そのため、自分の発言に重みと厚みができ、相手に響いたからだと思います。新しいポジションで頑張ります!」


まとめ

このパターンを意識して、毎日のブログの記事を1分間スピーチする訓練を続けています。

ブログに書く+1分間スピーチで、自分の言いたいことが磨かれている感覚です。

また英語でも1分間スピーチを考えるようにしています。

これがまた効果的。英語では語彙も少なく流暢にしゃべれないので、より言葉を選ぶ必要があります。

不自由というのは、言葉を選ぶという点ではメリットですね。

さあ、どのくらいの期間でベストスピーカーになれるのでしょうか?

自分自身も楽しみにしています。


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1969年生まれの50歳、会社員。自称「お困りごと解決士」。会社では多くの人がいろんな事に困っています。プロジェクトが進まない、トラブル対応で早急に対策をとらないといけない、業務効率をあげたい、新しいシステムを入れたい、売上をあげたい、コストダウンしたい、など。そんな時、必ず頼りになるのが私です(笑) 元々は核燃料のエンジニア。30歳を過ぎてから社内で様々なプロジェクトをリード、コーチングするプロジェクト屋になる。多くの人を巻き込みながらプロジェクトをリードすることが得意です。オペレーショナル・エクセレンス(Operational Excellence、略してOpEx)、プロジェクト・マネジメント(Project Management)、チェンジマネジメント(Change Management)のエキスパート。どうすれば皆さんのお困りごとを解決できるのか?日々学んでいることをまとめています!