インプロ(即興劇)のすごさをプチ体験!~コミュニケーションスキル、発想力、変化対応能力、共創力が磨かれるインプロゲーム~

Pocket

image_pdfimage_print

インプロとは?

[ヘルスケア業界のビジネスモデルを紐解くワークショップ] https://hbmia010.peatix.com/view

で初めて「インプロ」という言葉を聞きました。

さて、「インプロ」とは何でしょうか?

「インプロ」とはインプロヴィゼーション(Improvisation)の略で「即興」という意味です。


発想力を高めるインプロゲーム

何故、それがビジネスモデルイノベーションのワークショップででてきたのでしょうか?

それは、発想力を高めるからです。

「2060年の病院」というテーマでブレインストーミングを行う前のウォーミングアップとして簡単なインプロゲームをやりました。

15分くらいで2つのゲームをやりましたが、たったこれだけで、発想力が一気に高まりましたいわゆるフロー状態になった感じです。

フローについては下記記事も参照下さい。

それでは、早速ゲームの内容を紹介します。

リズム連想

参加者が円を作って立ちます。全員で拍手を2回してから、最初の人が単語を一つ言います。

また全員で拍手を2回してから、今度は隣の人が、前の人の言った言葉から連想して出てきた単語を一つ言います。

この繰り返しで、リズムを合わせて連想を回していきます。右回りでも、左回りでも構いません。

パン、パン、「椅子」、パン、パン、「机」、パン、パン、「オフィス」、パン、パン「課長」という感じで、リズムよく連想していきます。

Youtubeに2人でやったリズム連想の動画がありました。こんな感じです。

acttract 第8回稽古「高速連想ゲーム」(2013年3月29日)

簡単ですよね。

発想力を高めるには「似たようなものを連想しない」ことをルールにすることです。

最初、このルールなしにやった時には

「駅」、「東京」、「京都」、「大阪」というように、あまり面白くない連想になりました。

そこでファシリテーターが途中でストップし、「似たようなものは連想しないように」と指示を出しました。

一気に連想のハードルがあがり、詰まる人も出てきます。

数人前の言葉の続きから次の言葉を予想するのではなく、その瞬間に集中し、自分の感性で感じたことを言葉にすることがコツです。そうすると、えっと思うような連想になります。

似たものの平行移動ではなく、階段を一つ上がるようなイメージですね。

先ほどの「駅」の例では

「駅」、「さよなら」、「卒業式」、「希望」といった感じです。

円の中で、途中からもう一つ言葉を追加して、2つの連想をぐるぐる回してあげると、さらに効果が高まります。もはや数人前の言葉の続きから次の言葉を予想するのは不可能で、自然と前の人の言葉に集中する状況ができますまさにフロー状態です。

「リズム連想」の変化版に「連想しちゃダメ」というゲームがありました。

これは、「連想するのではなく、全く関係ない言葉を次々に考える」というゲームです。

これ、やってみると結構難しいです。下記動画が面白いですよ。

連想発明

2人組のペアを作ります。ファシリテーターがお題を与えます。物がやりやすいです。

1人目の人は、与えれた物の機能や外観などを創造して言葉に表します実際の物ではなく、架空の機能や外観を創造して言葉にします。次にペアの人は、また違った機能や外観などを創造して言葉にします。これを数回繰り返します。そうすると最初に思いもよらなかった物が出来上がっています。

実際にやったお題は「プロジェクター」です。

「プロジェクター」

A「ポケットに入るたばこサイズ」

B「コンビニにおいてある」

A「お菓子の棚においてある」

B「子供が買いに来る」

A「恐竜に変身する」

B「恐竜の口から光が出て投影される」

何と、「たばこサイズで、ボタンを押すと恐竜に変身して口から光が出て東映されるプロジェクター」なんて物が出来上がりました。

しりとり連想などの強制連想の一種です。


インプロのすごさ

たった15分くらいのゲームでしたが、これで一気に発想力が高まりました。

ブレストの前のウォーミングアップですが、ありきたりの物を連想しない、という意識が高まり、

ブレストの一つ一つのアイデアが面白味のあるものが多く出てきました。

これは、すごいっということで、本を2冊読んでみました。

インプロのメリット、特にビジネスへのメリットがよくまとめられています。

インプロに必要な技術・能力は下記4つに集約されます。

インプロゲームやトレーニングによりこの能力を高めることができます。

  • コミュニケーションスキル

話すアウトプットのスキルだけでなく、人の話や表情など外観に集中するようになるので聴くスキルも高まります

  • ポジティブで柔軟な発想力

インプロ(即興)はまずはYesで受け入れ、andで言葉をつないでいきます。そのためポジティブ思考となり、先ほどのゲームで体感したように発想力も高まります

  • 変化対応力

予期しない言葉がきたり、予期しない状況であっても、インプロ(即興)では、その瞬間に何か次のことを考えるので、変化への対応力が高まります

  • 共創力

メンバー間で協力して即興で何を作ること。まさに共創そのものです。このスキルが高まります。

インプロ能力を高めることで、以下の効果が期待できます。

  • 人前でアガらなくなる
  • アドリブに強くなる
  • プレッシャーに強くなる
  • 即断即決ができるようになる
  • 表現力や感受性が豊かになる
  • アイデアがどんどん湧いてくるようになる
  • 自分に確信が持てるようになる
  • リーダーシップが発揮できるようになる

まさに言いことづくめですね。

「パブリックスピーキング」や「フロー状態を作る」(下記記事参照)にも関連していて、大変参考になりました。

インプロ(即興)恐るべし!

Pocket

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

ABOUTこの記事をかいた人

1969年生まれの50歳、会社員。自称「お困りごと解決士」。会社では多くの人がいろんな事に困っています。プロジェクトが進まない、トラブル対応で早急に対策をとらないといけない、業務効率をあげたい、新しいシステムを入れたい、売上をあげたい、コストダウンしたい、など。そんな時、必ず頼りになるのが私です(笑) 元々は核燃料のエンジニア。30歳を過ぎてから社内で様々なプロジェクトをリード、コーチングするプロジェクト屋になる。多くの人を巻き込みながらプロジェクトをリードすることが得意です。オペレーショナル・エクセレンス(Operational Excellence、略してOpEx)、プロジェクト・マネジメント(Project Management)、チェンジマネジメント(Change Management)のエキスパート。どうすれば皆さんのお困りごとを解決できるのか?日々学んでいることをまとめています!