【ビジネスモデル15】起業成功の方程式その3~方程式の解:自分が起業するとした場合のビジネスモデルを考えてみました

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起業成功の方程式

では、実際に自分が起業するとしたら?と想定して、起業成功の方程式の左側、「勝てるマーケット」×「強みを生かせる事業フォーマット」を考えました。

今回はいよいよ最終回、方程式の解「差別化されたビジネスモデル」を考えます。


強制連想マトリクス

起業成功の方程式

「勝てるマーケット」×「強みを生かせる事業フォーマット」=「差別化されたビジネスモデル」

から明らかなように、方程式の解「差別化されたビジネスモデル」は、「勝てるマーケット」と「強みを生かせる事業フォーマット」の2つの要素の掛け算で表されます。

「2つの要素の掛け算でアイデアを探す」には、アイデア発想法でもよく使われる「強制連想マトリクス法」が効果的です

「強制連想マトリクス法」は、慶應大学SDMでイノベーションのアイデアを考える時に、頻繁に使いました。

下図のように、2つの要素をマトリクスの縦軸、横軸に並べますその2つの要素を強制的にかけあわせてアイデアをひねり出す手法です。最初は大変ですが、慣れてくると結構アイデアが出るようになります。

下図の例では、例えば「リビングのど真中」と「考えていたのとは違ってちょっとびっくり」を掛け合わせて「家の中でちょっかいを出させる」アイデアを考えます

そうだなー、「リビングのど真ん中にキッチン」なんてどうでしょう。

対面キッチンはよくありますが、リビングの真中にキッチンがあれば、料理している間、リビングにいる人、料理している人がお互いにちょっかいが出せるし、家族のコミュニケーションがはずみます。

客人をもてなす時は、おしゃれなレストランみたいですね。

と、こんな感じで連想していきます。

ちょうど、「リビングのど真中」×「考えていたのとは違ってちょっとびっくり」=「家の中でちょっかいを出させる」という方程式の解を探していることになります。

引用元:ワークショップのファシリテーション資料_ワークショップで用いる基本手法解説2  (PDF:3180KB) 


差別化されたビジネスモデル

それでは、いよいよ実際に自分が起業するとしたら?と想定して「差別化されたビジネスモデル」を考えます。

強制連想マトリクスです。

縦軸が「勝てるマーケット」、私の場合は「オペレーショナルエクセレンス」です。

横軸は「「強みを生かせる事業ファーマット」」です。

自家発電型 プロデュース型 パッケージング型
オペレーショナルエクセレンス
失敗をゼロにする 起業のバイブル(中山匡[著])/

では、縦軸は、もう一つキーワードを組み合わせて、より具体化すること、複数考えることを推奨しています。

「オペレーショナルエクセレンス」では漠然としているので、もう一つキーワードを加えて、コアマーケットを探す、という意図です。

追加のキーワードも、やはりgoogleキーワードプランナーを使います。

「オペレーショナルエクセレンス」の検索結果のスクリーンショットです。

1行目が「オペレーショナルエクセレンス」、2行目から下が関連キーワードになります。

ところが、いずれもオペレーショナルエクセレンスとは直接関係のないキーワードが並んでいます。

恐らく「オペレーショナルエクセレンス」というキーワード自体が世の中に浸透していないため、関連性が見られないのだと思いました

ということで、自分なりに考えてキーワードを抽出しました。

「事例」、「ヒント」、「BPR」などです。

早速「オペレーショナルエクセレンス 事例」でgoogle検索してみました。

そうしたら、自分のブログページ(下記)が検索順位第5位なんです。

「オペレーショナルエクセレンス ヒント」では7位、そして「オペレーショナルエクセレンス BPR」では何と1位です。驚きました!。

ちなみに「オペレーショナルエクセレンス」だけでも第15位です。

自分のページが上位に来るのは嬉しいですが、逆にそれぐらい「オペレーショナルエクセレンス」の認知が低いんだ、と実感しました。

キーワードの組み合わせを縦軸にして、強制連想をやってみようと思いましたが、「事例」「ヒント」「BPR」と変えても、大きく発想は変わらないため、最初の強制連想マトリクス「オペレーショナルエクセレンス」×3つの事業パターンで考えます

オペレーショナルエクセレンス×自家発電型

  • 顧客のオペレーショナルエクセレンスの実現のためのコンサルティング。自分がリードして顧客を変革する。

オペレーショナルエクセレンス×プロデュース型

  • オペレーショナルエクセレンスとは何か?顧客が学びながら、自律的にオペレーショナルエクセレンスを実施できるように顧客にトレーニング&コーチングを提供する。
  • Webやtelのスポットコーチングサービス

オペレーショナルエクセレンス×パッケージング型

  • 企業のオペレーショナルエクセレンスの成熟度の診断と最適なオペレーショナルエクセレンスプログラムパッケージを提案する。それぞれのパッケージは、専門業者を紹介する。
  • 上記をWebやTelベースで簡単に実施するサービス

オペレーショナルエクセレンスは結果を出し、新しい価値を創造する総合フレームワーク

3つのビジネスモデルを考えているうちに以下のことに気づきました。

オペレーショナルエクセレンスは、自分でプロジェクトをリードする「自家発電型」でもあり、トレーニングやコーチングを通して人材や組織を育てる「プロデュース型」でもあり、様々なツールを組み合わせてパッケージとして提案する「パッケージング型」でもあるんです。

でまとめたように、総合フレームワークなんです。

実は、この価値が広まっていないのが認知度が低い原因だと感じました。


オペレーショナルエクセレンスの認知度を上げるには?

今回、実際に自分が起業するとしたら?と想定して、起業成功の方程式に従い自分自身のビジネスモデルを考えました。

具体的で非常にわかりやすい手法だということが分かりました。これは使えます。

今回の一番の発見は、「オペレーショナルエクセレンス」が自分にとって勝てるマーケットで、すでに「オペレーショナルエクセレンス」関連キーワードの検索で、私自身のページが検索上位にあるということです。

これはチャンスです。

このチャンスを生かすためには、「結果を出し、新しい価値を創造する総合フレームワークという価値」が、ユーザーが具体的に感じられるようにすることが一番です。

「結果を出し、新しい価値を創造する総合フレームワークという価値」といっても、全然ピンときませんよね。それがユーザーにとって具体的にどんなメリットが出るのか?を具体的に紹介していくが重要だと思いました。

すでに多くの記事をストックしていますが、それぞれが単独の要素となっています。

一つ一つの要素やプロジェクトが、どのように統合され最終的にオペレーショナルエクセレンスの状態に到達するのか?そうなった時に、組織がどのようになっているのか?このような全体像を見える化することで、ユーザーが価値を感じてもらえるのではないか?と思います。

そこができれば、そこを起点として今回考えたようなビジネスモデルが展開できる、と思います。

まずは第一歩として、「一つ一つの要素やプロジェクトが、どのように統合され最終的にオペレーショナルエクセレンスの状態に到達するのか?そうなった時に、組織がどのようになっているのか?」という視点でこれまでストックした記事を見直し、全体像をまとめようと思います。


参考資料

  • シェア・ブレイン・ビジネス・スクール 代表 中山匡 プロフィール

<http://www.sbbs.or.jp/member/lecturer-list/nakayama-tadashi/>

  • イノベーション対話ツール 文部科学省

http://www.mext.go.jp/a_menu/shinkou/sangaku/1347910.htm

3-b.ワークショップのファシリテーション資料_ワークショップで用いる基本手法解説2  (PDF:3180KB) 

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ABOUTこの記事をかいた人

1969年生まれの50歳、会社員。自称「お困りごと解決士」。会社では多くの人がいろんな事に困っています。プロジェクトが進まない、トラブル対応で早急に対策をとらないといけない、業務効率をあげたい、新しいシステムを入れたい、売上をあげたい、コストダウンしたい、など。そんな時、必ず頼りになるのが私です(笑) 元々は核燃料のエンジニア。30歳を過ぎてから社内で様々なプロジェクトをリード、コーチングするプロジェクト屋になる。多くの人を巻き込みながらプロジェクトをリードすることが得意です。オペレーショナル・エクセレンス(Operational Excellence、略してOpEx)、プロジェクト・マネジメント(Project Management)、チェンジマネジメント(Change Management)のエキスパート。どうすれば皆さんのお困りごとを解決できるのか?日々学んでいることをまとめています!