【プロマネの意識5】皆さんがハッピーになることを第一に考える~Give, Give, Give, Give, Give & Take~プロマネの心構え

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皆さんがハッピーになることを第一に「Give, Give, Give, Give, Give & Take

2ヶ月前、仕事をする上で大切にしたい価値観を議論したときの私の発言がこれ

Give, Give, Give, Give, Give & Takeでした。

Give & Takeという言葉はご存知だと思いますが、特にプロマネをやる場合、Take(見返り)を意識するとうまくいかないと思っています。

何か課題があったら進んで飛び込み、困っていたら助け、チームが働きやすいように献身的に動く、そんな時、私はTake(見返り)は考えていません。

何故ならば、1つ1つに対しては、見返りなんてないことがほとんどだからです。

それでも献身的に動くのは、最終的にプロジェクトがうまくいくことその結果、皆さんがハッピーになること、を第一に考えるからです。

プロジェクトは困難が多く、紆余曲折もあります。目の前の1つ1つのことに目を向けると、腹立つこと、理不尽なこと、くじけそうになること、ばかりです。そんな時よりどころになるのは、やはり最後のゴールとゴールが達成できた時どうなっているのか?です。

そこを意識すると、途中の理不尽なところは全てGive, Give, Give, Give, GiveとひたすらGive、それでも最後にゴールが達成して皆がハッピーになるからいいんだ、という気持ちになってきます。

プロジェクトが成功したら、それはプロマネの成果で最終的にはTakeじゃないの?という意見もあると思います。

私はプロジェクトが成功するのは一緒に働いた皆さんのお陰、成果で、プロマネはそれをアシストしたにすぎない、と考えています。

プロジェクト屋になった最初の頃は、Give & Take、むしろTakeの方を意識していたと思いますが、次々に自分の知識がないプロジェクトをやるようになって、意識が変わってきました。何故ならば、プロマネって自分一人では何もできないからです。

全く自分の知らない領域でのプロジェクトを数多く経験することで、今は、とにかくGive, Give, Give, Give, Giveをまず意識します。

最後の最後でプロジェクトが成功したら、皆さんからの信頼が得られることがTakeかな、と思っています。これは何もプロジェクトに限った話ではなく、仕事に対する意識、価値観にもなっています。

歳を重ねてきたからこその意識かもしれませんが、こんな意識を更に高めてくれる本に出会いました。

「GO-GIVER あたえる人があたえられる(ボブ・バーグ[著])」

本物の成功者に共通する5つの法則が紹介されています。この法則だけではピンとこない方もいると思いますが、ストーリー仕立てになっていて分かり易いので、興味ある方は読んでみてください。


第一の法則:価値の法則

あたなの本当の価値は、どれだけ多く、受け取る以上のものを与えるかによって決まる。

  • ダメなレストラン

量の面でも質の面でも、お客様からいただく金額にぴったり釣り合う食事とサービスを提供しようとする。

  • いいレストラン

いただく金額に対して、最高の量と質を提供するために最善を尽くす。

  • 最高のレストラン

常にお客様の期待を超えることを目指す。どんな金額を払っても決して変えないような料理とサービスを提供することを目標にしている。


第二の法則:収入の法則

あたなの収入は、あなたがどれだけ多くの人に、どれだけ奉仕するかによって決まる。


第三の法則:影響力の法則

あなたの影響力は、あなたがどれほど相手の利益を優先するかによって決まる。

人脈とは、顧客や依頼主だけのことではなく、君のことを知っていて、好きで、信頼する人のこと。君の個人的なファンクラブができるようなもの。


第四の法則:本物の法則

あなたが人に与えることのできるもっとも価値ある贈り物は、あなた自身である。


第五の法則:受容の法則

効果的に与える秘訣は、心を開いて受け取ることにある。

世の中でおかしなことが起こる大きな要因は、私利私欲だと思います。

この法則のような意識をもっていれば、『組織を駄目にするのはトップの私利私欲 人災である ~東芝の悲劇~』は起こらなかったですね。


感想

この本を読んで、私自身まだまだ意識が低いな、と感じました。

何かものが分かったような偉そうなことを書きましたが、日々葛藤の毎日です。何か理不尽なことがあったら、5つの法則を思い出して更に精進したいと思います。


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ABOUTこの記事をかいた人

1969年生まれの50歳、会社員。自称「お困りごと解決士」。会社では多くの人がいろんな事に困っています。プロジェクトが進まない、トラブル対応で早急に対策をとらないといけない、業務効率をあげたい、新しいシステムを入れたい、売上をあげたい、コストダウンしたい、など。そんな時、必ず頼りになるのが私です(笑) 元々は核燃料のエンジニア。30歳を過ぎてから社内で様々なプロジェクトをリード、コーチングするプロジェクト屋になる。多くの人を巻き込みながらプロジェクトをリードすることが得意です。オペレーショナル・エクセレンス(Operational Excellence、略してOpEx)、プロジェクト・マネジメント(Project Management)、チェンジマネジメント(Change Management)のエキスパート。どうすれば皆さんのお困りごとを解決できるのか?日々学んでいることをまとめています!