何故プロジェクトがうまくいかないのか?皆さんのお悩みは何ですか?~40%はゴール、スコープが不明確、認識がバラバラ~

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会社ではプロジェクトマネジメントの方法を教わることは少ない

社内でプロジェクトマネジメントのトレーニングの講師をしています。

私がプロジェクトマネジメントにかかわるようになったのは、30歳の時、入社以来8年間研究者として、どちらかというと一人で黙々と仕事をしていた私が、いきなり資材調達部門に異動し、サプライチェーンの再構築プロジェクトに関わったのが最初です。

サプライチェーン再構築の戦略に基づき、複数のプロジェクトをマネジメントしてリードする立場でした。右も左も分からない中、とにかくがむしゃら、という感じです。

皆さんもスポーツなど何かうまくなろうと思ったらプロの試合をみたり、ハウツー本で学んだりすると思いますが、プロジェクトマネジメントの場合は、先輩がこうやればよい、と教えてくれる訳でもなく、社内でのトレーニングもなく、とにかくやってみるだけでした

ばっちりの計画を立て、さあやりましょう、というような勢いです。かなり上から目線ですね。でもなかなかうまくいきませんでした。計画通りになかなか進まないんですね。

プロジェクトマネジメントを少しでもご存知の方は、計画通りに進まない、そんなの当たり前、それを認識した上でうまく進めるための手法がプロジェクトマネジメントですよね。今となっては、私もそれが当然なんですが、当時は、決められたことを何で実行できないんだ、とフラストレーションばかりが募りました。


何故プロジェクトがうまくいかないのか?

そこで、私が講師を勤めるトレーニングでは、最初に、何故プロジェクトがうまくいかないのか?を議論してもらっています。

下記があるチームの結果です。これまで100以上のチームが議論しましたが、挙げられた項目はほぼ共通しています。

  • ゴール:不明確な目標、ゴールの認識がバラバラ
  • スケジュール:共有されていない。認識が不十分
  • リソース:スキル不足、人が足りない、責任が不明確
  • コミュニケーション:途中で急な変更が入る、コミュニケーション不足、状況が共有されていない

おおよそ、ゴール&スコープ関連が4割、スケジュール2割、リソース2割、コミュニケーション2割くらいのイメージです。

また全体を通した問題は、明確でない共通の意識がない、という点です。


ポイントは見える化

そのためにプロジェクトマネジメントの大きなポイントは、”見える化”だと考えています。そこで私のトレーニングでは、スコープ&ゴール、スケジュール、コミュニケーションを中心に、本当に実務で使える内容を1日に凝縮してお話をしています。

このようにプロジェクトがうまくいかない原因を理解しておくことは、プロジェクトがうまくいくようにマネジメントする上で大変効果的です。進め方のポイントは別途記載していきます。

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ABOUTこの記事をかいた人

1969年生まれの50歳、会社員。自称「お困りごと解決士」。会社では多くの人がいろんな事に困っています。プロジェクトが進まない、トラブル対応で早急に対策をとらないといけない、業務効率をあげたい、新しいシステムを入れたい、売上をあげたい、コストダウンしたい、など。そんな時、必ず頼りになるのが私です(笑) 元々は核燃料のエンジニア。30歳を過ぎてから社内で様々なプロジェクトをリード、コーチングするプロジェクト屋になる。多くの人を巻き込みながらプロジェクトをリードすることが得意です。オペレーショナル・エクセレンス(Operational Excellence、略してOpEx)、プロジェクト・マネジメント(Project Management)、チェンジマネジメント(Change Management)のエキスパート。どうすれば皆さんのお困りごとを解決できるのか?日々学んでいることをまとめています!